ウォルドルフ人形は ルドルフ・シュタイナーのユニークな教育理論に基づいて作られています。
この人形は、1980年代 スウェーデンのカーリン・ノイシュツさんによって
『ぬいぐるみで遊ぼう!』という本で紹介されました。
この本は日本語版としては『ウォルドルフ人形の本』-文化出版局・佐々木奈々子訳
『おもちゃが育てる空想の翼』-学陽書房・寺だ隆男訳でそれぞれ出版されています。
いわゆるシュタイナー教育に基づく子供の遊びと人形の関係、
また子供たちの手渡す人形がどうあってほしいか等、
興味をお持ちでしたら、ぜひ上記の2冊をご覧下さい。
ウォルドルフ人形は子供の抱き人形です。
でも、大人である私もこの人形を手に取ると ほわんと温かい気持ちになって、
まるで赤ちゃんを抱いた時のように、つい微笑んでしまいます。
それに、髪がもつれていたら櫛を取ってきてとかしてあげますし、洋服が変になっていたら直してあげます。
さすがに大人なのでご飯を食べさせる真似はしませんが、
床に転がっていたら起こして座らせてあげようと思います。
考えてみれば、ただの”物”である人形に愛情を感じ、大切に扱いたいと感じます。
そんな気持ちを自然に子供たちにも感じて、体験して欲しいので、講師の仕事を続けています。
大好きな人の手で作られた生き生きとした人形は、子供たちにとって、とても素敵なプレゼントになるでしょう。
また、自然の素材を使って丁寧に人形を作る時間は、
慌しい日々を過ごす大人にとっても満たされたものになると思います。
ウォルドルフ人形を作ってみませんか?
ご一緒できる事を楽しみにしております。
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