羊毛リースの中に ひとつのストーリー
    そのストーリーは決まったものではなく
       眺めていたら 湧き上がってくるような・・・個々の記憶・・・

2006年 
物思いにふけることが多かったかな・・・
 独りでいることは好きなのだけど
 黙って後ろを着いくる 気ままな猫の存在は 
いつかフッといなくなっちゃうかもしれなくて
その距離感が 気楽なのか

クリスチャンでなくても 
何故か嬉しい気分になるクリスマス
宇宙の本質である 
善悪を超えた精神が一瞬でも降り立つのであろうか

私は犬が大好きです

子どもと子犬の溢れんばかりのエネルギーは眩しい
でも 絵になるな〜と感じるのは
老人と老雑種犬のお散歩風景
許しあって 穏やかで

見ていないようで お互いがしっかりみえている
 ひつじがその毛を分けてくれるから
毎日 フェルト作業ができるのです
縫い物には不器用なこの手が
フェルト作りの時は ちゃんと動いてくれるから
こうしていられる事が
とてもラッキーって思える この頃
ひつじさんよ 私の身体よ ありがとう
娘たちだ幼かった頃の 問いかけ
なんで サンタさんは
ひとりで世界中のプレゼントを作れるの?

小さなお手伝い妖精がいるんだって

そんな 会話が懐かしく思い出されます
トントゥはサンタさんのお手伝い
娘たちは私のお手伝い
トントゥはぶつぶつ文句は言わないんだろうか


羊毛って季節ものだから
桜が散る頃には ちょっぽし暑苦しい素材ではある

空色のリースは
春にも耐えられる さわやかさ
花びらはウェットフェルトで せっせとフェルト化
りんごの妖精は さくさくニードルフェルト
2つを組みあわせて
作品の表現の幅を広げていけます
 
この作品は サンタフェにお住まいの
日本語講師をされているお宅に
海を越えてゆきました
サンタフェは親日家がとても多いのだそうです

標高が高いため 
ヘリウムガスを吸ったような声に
なっちゃうんですって



ハートやテディベアーなど
アメリカンカントリーを意識してみました

初期のリース作品です
小物の表現力がまだまだですが
羊毛ボールはいつの時でも 重宝さんですね